社員メッセージ

東京での仕事をよい経験としていきたい

東京営業所 Y.S.

 修学旅行やバスでの旅を通じて、バスは「思い出の一部をつくっていく」仕事だと思い、自分もその手伝いがしたいと入社を決めました。
 入社2年目に東日本大震災が起こりました。震災直後は宮古駅前でBEAM1や106急行の発着や増便の手配などを1日中行っていました。はじめのころは新幹線も不通で道路は交通規制もかかっていたため、バスが首都圏や内陸と三陸を結ぶ唯一の交通手段でした。当社のバスがいち早く動き、人の行き来が復活している姿を見て、人々の支えになっている仕事であることを実感し、やりがいを感じる事が出来ました。
 貸切営業を経て、2016年から東京営業所へ異動になりました。岩手から離れるのは、とても不安でした。仕事で痛感したのは、知名度がないこと。岩手では「県北バス」というとみんな知っていますが、東京では名前を知らないお客さんも多く、「?」。まず社名をおぼえてもらうことから、仕事がスタートします。しかし、いままで行ったことがなかった大阪などにも出張に行き、刺激を受け、よい経験を積んでいると思います。

仕事の幅をひろげるために資格を取得する

南部支社 貸切部 Y.S.

 東北で働きたいと思い、就職活動を行いました。そこで見つけたのが、県北バスです。バス通学をしていたので身近な交通機関であり、さらに震災復興に取り組んでいる企業姿勢に共感しました。
 入社後は乗合事業部に配属されました。そこでは、補助金の申請書類の作成などを行いました。2019年5月に盛岡南営業所へ異動になり、小中学校、高校など学校関係を中心に貸切営業を行っていました。営業所でも勧められ、危険物取扱者乙種4類の資格を取得しました。いずれ仕事に活かしていきたいと思います。
 2021年4月に南部支社(八戸)へ異動になりました。観光の知識を深めたいと思い、国内旅行業務取扱管理者の資格を取得しました。また最近ではWEBバスツアーにも取り組んでいます。先日は「北海道北東北の縄文遺産inあおもり」のツアーを開催しました。実は縄文時代には元々関心があったので張り切って準備を行いました。ひさしぶりの地元での生活です。新たな気持ちで営業に取り組んでいます。

初任地での不安も職場のコミュケーションで解消

貸切事業部 Y.T.

 祖父母が宮古市出身で、東日本大震災の時に連絡が取れなくなり、大変心配しました。そのとき、いち早くバスを運行してくれたのが、岩手県北バスでした。父がそのバスで宮古へ行き、祖父母に会うことができました。その時の印象が強く残り、こんな会社で働いてみたいと思いました。
 はじめの勤務地は宮古営業所でした。盛岡から離れるのも、一人暮らしも初めてでしたので、不安でいっぱいでした。まずは地名をおぼえなくてはならないので、バスに乗り、停留所を覚えることから始めました。運転士や事務所の人が親切で、いろいろ教えてくれて、一人暮らしの不安も解消し、宮古生活を楽しみました。
 その後、盛岡営業所へ異動になりました。宮古では、主に運行管理や指示書の作成を行い、盛岡では、ガイド配車を担当したので、仕事が異なりました。ガイドや運転士の現場での話を聞くのは、とても楽しいです。
 今後は、旅行が好きなので、いつか旅行の企画や運営を行ってみたいです。いまは、ドライブでいろいろなところを回り、情報を集めたり、感性を磨いてます。

お客様の気持ちに寄り添い、旅をつくっていく

みちのりトラベル東北 久慈支店 R.S.

 関東の大学を卒業し、そのまま販売店のスタッフとして、神奈川に就職しました。いつかはUターンを考えてはいましたが、きっかけとなったのは、東日本大震災です。私は山田出身で、幸い家は無事でしたが、早く戻って地元を元気にしたいと思いました。
 入社1年で久慈へ異動。同じ岩手でも訪れたことがなく、また営業担当になり、学校や企業の訪問が始まりました。最初の1年は、仕事の流れをおぼえるのに必死で、正直しんどいと思ったこともありましたが、知らない場所に添乗で行ったり、お客様と直接接すると、観光の仕事のおもしろさがわかってきました。
 新型コロナウイルスの影響で観光ビジネスは、大きな打撃を受けましたが、人は知らない土地に行ってきれいな景色を見たり、おいしいものを食べたりすることが大好きなはずです。きっと「コロナ終わったら、どこへ行こう」といろいろ思っています。そんなお客様へ寄り添い、チャンスがきたら一気に動きたいと思います。